平成13年12月6日、成道会が市原市 宝積寺にて修行されました。18名の会員(OBを含む)の参加をいただきまして有り難うございました。
平成13年5月から岡本会長の下、上総地区三佛忌実行委員会として成道会を担当することとなりましたが、委員会としての会議は顔合わせのみにとどまってしまい、普段なかなか千曹青の活動に参加できない方々を一人でも多く足を運んでいただこう、という本来の目的は充分に果たせなかった点が今後の努力目標と思われます。しかし一方では県内下総・安房各地区の遠方より出席いただきました事で本当に助けていただきました。
半夜の摂心を行い、献粥諷経・ケンペロをするというのは、この三佛忌成道会を担当する事に決まった段階で既にイメージとしてありました。数年前になりますが、関会長(13代会長)の時に八千代市の長福寺様で会員だけで親しく摂心をした事がありました。千曹青の活動は年間を通じ多岐にわたり、会員相互、顔を合わせる機会も一杯飲む事も少なからずある訳ですが、その時の摂心は参禅者に対し気を使う事もなく、リラックスしたものだったという印象がありました。特に坐禅後の夜参は、かつて祖山知殿寮で毎晩反省会後に行事られたあの時の雰囲気のようで、とても楽しかった。私は、いまだに夜参の修行だけは個人的には欠かさず行じておりますゆえ、機会があればこれを是非みんなで親しくやってみたいと思っておりました。
今回の企画は私の願望が実現し、とてもおいしい般若湯をいただく事が出来、そのうえ、我がご本尊様に献粥諷経までしていただいて我田引水のようで大変恐縮に存じます。でも大変嬉しく思っております。個人的な感想ばかりで申し訳ありません。また万事行き届かぬ面が多々あった事と存じますが、参加いただきました皆様を始め、勝胤寺様、長福寺様、真光寺様からは什物を拝請させていただき、おかげさまで無事円成致しました事、心より御礼申し上げます。
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