千葉県曹洞宗青年会降誕会

 

平成15年4月17日(金)
於:千葉市 東禅寺

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 千葉県曹洞宗青年会の年間行事になって2年目の三佛忌。本年度の降誕会は千葉市東禅寺を会場に歎佛会法要にて修行致しました。
 歎佛法要は青年会においては久しく行われていない法要でありましたので、是非行いたいと考えておりました。ならしも含め、参加者それぞれに戸惑いもありましたが、潅沐偈を唱え降誕会を実感しながらの厳粛な法要となりました。
 今回、会場を快く提供して下さいました東禅寺住職であり、青年会第7代の会長でもあります伊藤博陽老師よりのご挨拶の中で、「行事に参加したくても諸々の理由で参加できない会員が大勢いる中で、こうして行事に参加できる事に感謝の気持ちを持って活動を続けて欲しい」というお言葉を頂きました。
 いろいろな行事に参加出来るメンバーというのはどうしても限られてしまうわけですが、やはり活動の一翼を担っていく立場の一人として、このことは忘れてはいけないことだと感じました。
 今回も不行き届きの点が多数あり、ご迷惑をおかけしたこともありましたが、それぞれが良い研修の機会となれたかと思います。ご協力をいただきました皆様に感謝申し上げ、報告と致します。

実行委員長 田中義光 合掌

 

 

打ち合わせ
法要前に最終確認、打ち合わせ

会場主ご挨拶打ち合わせの前に会場主の東禅寺御住職 伊藤博陽老師からお言葉を頂戴しました。

主讃
主讃を勤めていただいた成就院住職鈴木晋一師

浄道場
浄道場

潅沐
誕生佛に甘茶をおかけします

潅沐
 

平成15年4月18日、千葉市東禅寺様に於いて青年会降誕会歎佛会が修行されました。青年会の活動として、降誕会・成道会・涅槃会と三佛忌の各法要を修行するようになりましたが、これからも是非この行持が定着するように願っております。
 法要の前に東禅寺の方丈様から「行持に参加できる事への感謝の気持ちを忘れずに」という言葉を頂きました。行持ごと参加するメンバーがどうしても決まってきてしまいます。やはりこれは県内に限らず全国的に言えることですが、兼業をされている方は参加したくともそれができないという現状があります。参加させていただく感謝の気持ちを忘れてはならないものです。
 約20名の参加者により、法要が始まりました。歎佛の盛んな地域では当たり前のようにできる法要なのかも知れませんが、私自身勉強不足という事も手伝って見よう見まね手探り、かなり緊張と冷や汗でした。何度も参加して、実際にやってみなくてはなかなか身につきませんね。感謝・緊張・反省の行持でありました。

山本 崇文


佛名ムービー2.6MB 読経中
道師岡本会長ムービー751KB

会長のコメント 

 本年の降誕会法要は千葉市東禅寺を会場に行ないました。青年会顧問をおつとめいただいている東禅寺方丈様には、会場をご提供いただきかつ青年僧に激励の言葉を賜りました。篤く御礼申し上げます。
 この降誕会法要は歎仏会で行ないました。2年前から始まった3仏忌法要ですが、私の任期の最後の行持が歎仏会であったことはとても嬉しく感じました。「ねてもさめても思うこと南無釈迦牟尼仏」この思いこそが3仏忌の意義であり、私たちの信仰の原点であり、私たちの考え方のすべてであると考えているからです。そのことを確認し、思いを表すのがまさに歎仏会というものだと思います。
 そもそも3仏忌の行持をはじめる時に、いつも18拝に準じる如法の法要ではなくて、歎仏や羅漢拝、布薩などの通常行なわない行事で、3仏忌の意義を意味づけることができるのならば、工夫して行なってはどうだろうかという提案をしていました。振り返ればこの2年間各副会長の諸兄にはそれぞれの思いを形にして、よい行持をおつとめいただいたと思います。無心の禮仏をこれからも繰り返していきたいと思いました。

合 掌

 

ハツ

七佛宝号ムービー1.8MB
七佛宝号行道

お拝

 

 

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