会長のコメント
本年の降誕会法要は千葉市東禅寺を会場に行ないました。青年会顧問をおつとめいただいている東禅寺方丈様には、会場をご提供いただきかつ青年僧に激励の言葉を賜りました。篤く御礼申し上げます。
この降誕会法要は歎仏会で行ないました。2年前から始まった3仏忌法要ですが、私の任期の最後の行持が歎仏会であったことはとても嬉しく感じました。「ねてもさめても思うこと南無釈迦牟尼仏」この思いこそが3仏忌の意義であり、私たちの信仰の原点であり、私たちの考え方のすべてであると考えているからです。そのことを確認し、思いを表すのがまさに歎仏会というものだと思います。
そもそも3仏忌の行持をはじめる時に、いつも18拝に準じる如法の法要ではなくて、歎仏や羅漢拝、布薩などの通常行なわない行事で、3仏忌の意義を意味づけることができるのならば、工夫して行なってはどうだろうかという提案をしていました。振り返ればこの2年間各副会長の諸兄にはそれぞれの思いを形にして、よい行持をおつとめいただいたと思います。無心の禮仏をこれからも繰り返していきたいと思いました。