第20回 関東曹青連絡協議会
親善ソフトボール大会


 平成19年10月31日(火)、埼玉県 彩湖・道満グリーンパークにて、第20回 関東曹青連絡協議会親善ソフトボール大会が行われました。この大会は、関東地区7県9宗務所の各青年会の相互親睦を目的として昭和63年に始められ、年1回、毎年開催地を変えて行われています。

 第20回目となる今年の大会には、9団体から12チーム、約140名が参加。優勝カップの獲得を目指して、熱戦が繰り広げられました。

 我が千葉県曹洞宗青年会のチーム名は、千葉県を意味する「房総」に掛けて「坊僧マリーンズ」。ユニフォームは千葉ロッテマリーンズと同じデザインです。この大会では過去に3回優勝するなど、以前は常に上位争いに絡む強豪チームでしたが、近年は残念ながら下位に低迷しています。

開会式の様子 準備体操

 開会式に続いて早速試合開始。初戦の相手は、埼玉県第一宗務所彩青会さんのチーム「SS1S」です。今年はトーナメント方式のため、上位を狙うには初戦から気を抜けません。初回は無失点で切り抜けましたが2回に2失点。3回に3点を取り逆転したものの、その後再逆転され3−6で惜しくも初戦敗退。残念ながらこの時点で7位以下が確定してしまいました。

今年のMVP選手 松山師 見事にヒット 鈴木師

運動神経抜群 浅野師 ありがとうございました!

 1回戦で負けたチームは逆トーナメントに回り、7位以下の順位決定戦を行います。第2戦は、茨城県曹洞宗青年会さんの「ソモサンズ(Bチーム)」と戦うことになりました。このチームは名前こそBチームですが、1回戦で負けたとは思えないほど強く、3回に6点、4回にも10点を奪われ、2−19と大差をつけられての敗北となりました。

よろしくお願いします! キャッチャー初挑戦 伊藤師

タイミングを合わせる 大山師 監督兼ファースト 新野会長

 第2戦の結果に少々落ち込んだ我々ですが、このままでは千葉に帰れません。第3戦となる「最下位決定戦」では、先ほど敗れた「ソモサンズ」のAチームを相手に打線が爆発、1イニングで20点近くを奪うなど29−7と本日唯一の勝利を収め、辛うじて最下位を免れました。

対ソモサンズAチーム 負けられない! 少々緊張気味 畠山賢陀師

安定したピッチング 四十澤師 大きい当たり 殿城太寛師

ホームイン! 庄司師 「やりました!」 畠山文亮師

 最終的な順位は、参加12チーム中、残念ながら11位。チームの復活は来年以降に持ち越しです。

 この大会では、ソフトボールの熱戦もさることながら、修行時代の知人に会えたり、他県の青年会の方との交流が出来たりという、勝ち負けを超えた楽しさがあります。来年も親睦の心を大切にしつつ、優勝を目指したいと思います。


〜青年会員の感想〜

 10月31日に毎年恒例の関連協のソフトボール大会が埼玉県で開催され、千葉県は坊僧マリーンズというチーム名で13名が参加いたしました。関東各県で12チームがエントリーし、各チームが少なくとも3試合できるようトーナメントと、敗者チームは逆トーナメントという形で試合が進行しました。

 坊僧マリーンズは1回戦で埼玉の彩青会チームとあたりました。先日行われた神奈川県での親善試合の効果もあってか序盤まではいい試合をしていましたが、6−3で惜敗いたしました。

 2試合目は逆トーナメントとなり、茨城Bチームとあたり、やはり序盤まで0−0と緊迫した展開でしたが、レフトを守っていたT氏が試合の流れを変えるエラーをしてしまい、それをきっかけに集中力もとぎれ、大量失点して19−2で大敗しました(T氏とは筆者です)。

 逆トーナメント2戦目は、同じ茨城のAチームとあたり、相手は順位がほぼ決まったこともあり試合前から完全に諦めモ−ドでした。2試合とも打撃不振の坊僧マリーンズは、最終戦で打線が爆発し29−7で大勝しました。

 大会結果は神奈川第一宗務所が優勝し、坊僧マリ−ンズは11位のブービー賞と、私が参加した大会では最低の成績に終わり悔しい思いをしましたが、参加した皆様が楽しみながらも真剣(?)にプレーし日ごろの運動不足解消と各県の親睦が図れた有意義な大会でした。

 最後に個人の感想ですが、頭でイメージした華麗なプレーと判断の遅れや足がもつれたりなど現実とのギャップが年々激しくなってきました。世の無常を改めて実感しました…。

 大会2連覇したメンバ−もあと2、3年でほとんどの人が引退してしまいますが、もう一度チ−ムが優勝してくれることを願いまして大会の感想とさせていただきます。

御宿町 西琳寺 殿城暢啓 合掌

チームの主戦力 殿城暢啓師


●会長のコメント●

 ご参加いただいた会員の皆さま、お疲れさまでした。

 今年はトーナメント方式だったので、初戦の負けが全てでした。また、暢啓師の感想の通り、かつて一時代を築いた主力メンバーの高齢化(もちろん私も含む・笑)によるチーム力の低下も、マリーンズ低迷の大きな要因と思われます。

 しかし今年は、見事な守備で試合を盛り上げた大山師や松山師、初参加の浅野師、練習試合での宮川師など、来年以降に期待をつなぐ新たな戦力も頭角を現してきました。

 今年の悔しさをバネに、来年は必ずや上位を目指しましょう!(…って、実は誰もそんなに熱くなってません・笑)


 冗談はさておき、今回の大会会場は、ソフトボール専用球場×4面という過去にない程の素晴らしい環境でした。開催当番県の準備・運営の大変さは、一昨年に当番県を経験した我々もよく承知しており、特に試合会場となるグランド設備の選定・確保は一番の難題です。

 今回開催当番をお務めいただいた、埼玉県第一宗務所青年会さまの綿密な準備と素晴らしい運営に対し、心より感謝申し上げます。


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