平成20年度
降誕会A・4月定例会・役員会



4月定例会
〜降誕会習儀


 平成21年4月22日(水)、千葉市 宗胤寺様において4月定例会ならびに降誕会法要を行いました。今年度最後となる恒例の梅花練習では、「釈尊花祭御和讃・御詠歌(歓喜)」を復習。今回の講師は房田清光師が務めました。

 続いて降誕会法要の習儀。今執行部にとって最後の三佛忌法要です。今回は執行部三役と副会長が主な配役を務め、最後の法要を前に入念に進退を確認しました。

梅花練習講師 房田清光師 今年度の練習は以上です「ありがとうございました」



降誕会


【降誕会差定】(式次第)
 @殿鐘三会大衆上殿(大衆、殿鐘の合図で上殿)
 A三会中配香(殿行、両班に包香を配る)
 B七下鐘導師入堂(送迎の先導にて導師・侍者・侍香の順に入場)
   「釈尊花祭御和讃」奉詠

導師入堂 詠讃師

 C上香三拝(導師、線香を供え三拝)
   「釈尊花祭御詠歌(歓喜)」奉詠
 D湯食三拝(導師、蜜湯と浄飯を供え三拝)
 Eロ親金菓茶三拝(導師、浄財・菓子・お茶を供え三拝)

上香三拝 献供 供物を供える

献供中全員で御詠歌を奉詠

 F拈香法語(導師、香を拈じ法語を奉読)

拈香法語 

 G開班(両班、位を離れ、導師と共に大間南端に横一列に並ぶ)
 H検炉(維那、進前し香炉の火を確認)
 I出班焼香(維那の拝請に従い、導師、両班の順に焼香)
 J大衆九拝(一同、座具を展べ九度礼拝)

出班焼香 大衆九拝

 K閉班(両班、位に戻る)
 L宣疏跪炉(維那、疏を奉読。導師、長跪し焼香)
   
動画 ※容量が大きいので、ダウンロードしてご覧下さい。

維那 進前して疏を取る 宣疏

 M納疏(維那、疏を前机上に納める)
 N浴仏の偈(一同、「浴仏の偈」を唱え、誕生仏に甘茶を浴ぐ)
動画
 O読経・行道(一同、経を誦し大間内を行道)

誕生仏に甘茶を浴ぐ 行道

 P回向(維那、法要の趣旨を奉読。法要の功徳を釈尊真前に回らし手向ける)
 Q普同三拝(一同、須弥壇上に向かって三拝)
 R散堂(法要終了、一同退場)


導師  新野利行師

両班  児玉昌広師

仝   伊藤雄太師

仝   吉村利行師

仝   福山隆浩師

仝   山本文龍師

維那  松崎秀規師

堂行  庄司徳潤師

侍者  四十澤承順師

侍香  畠山賢陀師

殿行  渡邊信行師

仝   宮川義道師

仝   吉岡義秀師

詠讃師 房田清光師

録事  菊地正幸師




 今執行部では、三佛忌法要を「色々な配役を経験する機会」とし、若手中心の配役で行ってきました。若い会員の方々も日常なかなか経験できない役を務め、貴重な体験ができたのではないかと思います。この経験を今後様々な場面で活かしていただければと思います。



役員会


 降誕会法要終了後、今年度最後の役員会を開催。5月に行われる定期総会に向けて、役員業務の引継ぎと総会資料の最終確認を行いました。

 

〜三佛忌実行副委員長のコメント〜

宗胤寺本堂に於いて、釈尊降誕会を修行した。

役員改選になるため、現執行部最後の法要である。
執行部が諸役を勤め厳粛な中での修行であった。


檀信徒を含めた各寺院での各種法要に生かしていきたい。

成田市 宝應寺 副住職 松崎秀規 合掌


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