第19回 安房地区托鉢

 平成20年12月5日、館山市内にて第19回 安房地区托鉢を開催。会員9名、OB1名が参加しました。

 はじめに出発地である館山市山本 龍淵寺様の本堂前で諷経を上げ、道中の安全を祈願。夕方から雨が降るという予報通り、午前中は青かった空も次第に雲に覆われ、寒々とした灰色に。雨具の用意が無かったので、天候を心配しながら出発しました。

仏祖諷経 

出発 

 気温はそれほど低くなかったのですが、この日はとても風が強く、網代笠が何度も飛ばされそうになりました。

 道行く人や商店街の皆さまから、浄財とあたたかい励ましの言葉をたくさん頂戴しました。なかには家から財布を持って、追いかけてきて下さる方も。JR館山駅まで歩き、駅周辺にて約2時間の街頭托鉢を行いました。

駅に到着 街頭托鉢

 

「どうもありがとう!」 

 この日皆さまより頂戴した浄財43,027円は全額館山市社会福祉協議会へ寄付させていただきました。ご協力下さいました皆さまに心より御礼申し上げます。

房日新聞に安房地区托鉢の記事が掲載されました。記事はこちら

〜青年会員の感想〜

 去る12月15日に館山駅前に於いて托鉢を修行した。

 今回が初参加となったのだが、駅に向かう途中で、浄財を携えお待ち下さったご老人がいらした。その方から「毎年必ず家の前を通過するので、今年もお待ちしていました」とのお言葉を聞き、感激した。

 これも長年にわたる諸先輩方のご尽力と、この活動を目にされ共感し、喜捨して下さる地域の方々が居て下さったからこそ、続けてくる事が出来たのだろうと思った。

 来年は20回という節目ではあるが、この托鉢を絶える事なく続けられたらと思う。

館山市 西光寺 副住職 伊藤太祐 合掌


目次に戻る