平成20年度 2月定例会

〜青少年教化について・ワラジ作り〜


 平成21年2月26日(木)、佐倉市 養昌寺に於いて2月定例会を開催。青少年教化についての講義とワラジ作りの2部に分けて行いました。

 第1部は、講師としてお招きした、NPO法人千葉自然学校 事業副部長 上地智子さんによる「青少年教化について」の講義です。

 はじめに千葉自然学校が行っている活動についての説明を受けました。千葉自然学校は地域と人との繋がりの形成、環境保全や地域振興を目的とした自然体験活動を提供するほか、県内で自然体験活動を行っている諸団体を結ぶネットワークづくり、指導者の育成・派遣なども行っています。

千葉自然学校 事業副部長 上地智子さん 千葉自然学校で行われている事業の紹介

 続いてプログラム作成や準備の方法、注意事項など、子どもを対象としたイベントを運営する際のノウハウを教えていただきました。レクリエーションについてもいくつかご紹介いただき、実際に体験してみました。

アイスブレイク(参加者の緊張をほぐす) フラフープ抜け 手をつないで行い、全員が抜けるタイムを競う

早く抜けるには隣の人の協力が必要 相手の名前やあだ名を呼びながら、ボールを投げる

 青年会員の多くは、宗務所の主催で毎年開催される「少年少女 禅の集い」に運営スタッフとして携わっていますが、今回教わったことは、今後の禅の集いを企画運営していく上で大変参考になるものばかりでした。また、このような団体と相互協力することによって、活動の幅がより一層広がるのではないかと思います。


 続いて第2部のワラジ作りです。青年会では年2回の托鉢を行っていますが、回を重ねるにつれ備品のワラジが磨り減り、傷みが激しくなってきました。最近は自分でワラジを作ったり修理できる人が殆どいなくなり、また、農業機械の自動化によって材料となる藁の入手も難しくなっています。そこで今回、安価で簡単に手に入るビニールロープを使ってワラジを作ることにしました。

 使用するものは、ビニールロープ(太さ=10。一束1,000円程度です)、ハサミ、100円ライター。1枚作るのに掛かる時間は20〜30分で、初心者でも比較的簡単に作ることができます。時間の都合で今回は片方のみ作って終了となりましたが、続きは3月の定例会で行う予定です。

新野会長に教わりながら編む 

 できあがり

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