平成20年度 10月定例会

〜収穫祭〜


 平成20年10月6日、袖ヶ浦市真光寺様にて収穫祭を開催。今年収穫したお米をみんなで食べました。

 当初は、薪を使った釜炊きを予定していましたが、当日はあいにくの雨。外での食事を断念し、参加者がそれぞれに持ち寄った食材をおかずに、室内での食事となりました。昨年に比べると地味な内容となりましたが、お米を噛むたびに、春先から収穫までにかけた時間と労力を思い出し、格別な味に感じました。

 土壌や無農薬といったことも美味しさの一つではありますが、それ以上にみんなが頑張った分だけ美味しさが増しているような気がします。

 今まで何気なく口していたお米ですが、2年間の稲作体験によって、食に対する意識が以前よりも確実に向上しました。これからもずっと「いただきます。ご馳走様でした。」という感謝の気持ちを常に忘れないよう心がけたいと思います。

〜環境委員長のコメント〜

 環境委員会では、一年を通してお米作りを体験しようと 袖ヶ浦市 真光寺様の田んぼをお借りして、職員の上田さんのご指導の下、19年5月に初めての田植えをしました。みんなで一列に並び等間隔で稲の苗を田んぼに植えていくのですが、田んぼのぬかるみに足を取られたり、腰が痛くなったりと苦労しましたが、9月の収穫の時期を楽しみに田植えをしました。

 この年の夏は異常気象とも思えるほどとても暑く、収穫の9月には大型の台風が関東、東北地方に被害をもたらしました。田んぼの稲は多少倒れていましたが、立派な穂を付けているのを見て安堵と共に稲の力強さを感じながら稲刈りをし、無事収穫を終えることが出来ました。

 翌年の稲作体験は、出来る限り一年間の作業を体験しようと、4月には種まきと田んぼの土を盛って畔を作る畔塗りをし、5月に田植え、6月、7月は田んぼの草取りなどを月に1、2度ではありますが、世話をして無事9月、収穫を迎えることが出来ました。

 この年はゲリラ豪雨と言う言葉をニュースなどで報じていました。稲作に関わるようになり、天気が毎日気になりました。稲が育つのは、稲を育てる人々の努力もありますが、稲や農作物を育んでくれる自然環境があるからです。最近環境破壊等言われていますが、この豊かな自然を壊さぬよう、自分達に出来る身近な環境エコを心がけたいと思います。

 2年間に渡りご協力いただきました、真光寺様、職員の上田さん、会員の皆さまに心より御礼申し上げます。誠に有り難うございました。

環境委員長 印旛村 広済寺 福山隆浩 合掌


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