国内研修旅行(白山拝登)
平成21年9月7日(月)から2泊3日で、国内研修旅行といたしまして、私たち曹洞宗開祖道元禅師も深く信仰していたとされる白山を拝登しました。参加者は9名。その内永平寺安居時代に拝登経験した方は5名でした。
7日は早朝より羽田空港に集合し、小松空港へ向かいました。そしてそのまま、小松空港からバスで白山のふもとの別当出合に到着し、登山を開始いたしました。
天候にも恵まれ、快調に登りはじめましたが、日頃の運動不足の為、早々と我々の足が止まり、何度も長い休憩をとりながら、5時間もかけてなんとか山頂からすぐ下の宿泊施設の室堂に到着しました。到着後、白山奥宮祈祷殿前にて諷経をあげました。
翌朝は4時に起床し、頂上付近から見える『お日の出(白山ではご来光のことをこのように呼ぶそうです)』を見に行きました。9月とは思えないほどの寒さでしたが、その寒さも忘れるほど綺麗な景色でした。
前日の疲労を堪えての下山でしたが、壮大な景色を見ながら、予定通りに別当出合に戻ることが出来ました。
昼食後、石川県大乗寺を参拝し、登山の疲れを癒す為、和倉温泉に宿泊しました。
最終日、総持寺祖院本堂にて会長導師のもと仏祖諷経を行わせていただき、維那老師に平成19年に起きた能登半島地震の爪あとや復興状況を詳しく教えていただきました。
今回の研修旅行は、体力的にも日程的にもキツイと言われておりましたが、厳しい分、達成感はひときわ大きいものだったのではないかと思います。何より慣れない登山で怪我人が出なかったことが、成功だったのではないかと思いました。また、普段の青年会行事ではできない会員同士の交流ができ、より一層、絆が深まったことに感謝いたします。
〜会長のコメント〜
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