東日本大震災 被災者支援活動
義援金募金・物資支援



 このたびの大災害により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様、そのご家族様に対して心よりお見舞い申し上げます。


 震災後、我々千曹青執行部は「何かできることはないか」と模索してまいりました。千葉県も被災地であり、当初はガソリン供給不足という不便な状況もありました。地震被害等、会員各自の条件もさまざまです。このような中、まずは義援金募金箱の設置と支援物資提供、収集のお願いを会員に募りました。また4月からは、JR千葉駅前にて募金活動を行いました。



○物資支援活動

 おかげさまで沢山の皆様にご協力をいただき、最終集積所の宗胤寺は支援物資でいっぱいとなりました。支援物資は、会員により仕分け、梱包、発送させていただきました。依託先は、以下の通りです。

※物資提供委託先はすべて震災被災者支援を目的としています。


日時
依託発送先
主な品目
備考
参加人数
3月29日
松戸市社会福祉協議会 生活用品・乳児用品・保存食

松戸市内の県外からの被災者の
避難所へ(自己搬入)

12名

山形県新庄市
英照院様

生活用品・乳児用品・衣類

山形県宗務所、青年会、ボランティア
団体の協力のもと東北隣県の被災地へ
(宅配便)

4月 2日
千葉市役所 紙コップ (自己搬入)
松戸市社会福祉協議会 生活用品・乳児用品・米

松戸市内の県外からの被災者の
避難所へ(自己搬入)

4月 6日
千葉市役所 カイロ・紙コップ・ラップ (自己搬入)
7名
4月 7日
松戸市社会福祉協議会 生活用品・乳児用品・保存食

松戸市内の県外からの被災者の
避難所へ(自己搬入)

9名

宮城県石巻市
龍澤寺様

生活用品・衣類 龍澤寺様近隣の方々へ(宅配便)
4月 8日
茂原市役所 乳児用品・生活用品 (自己搬入)
鴨川市役所 マスク・カイロ・アルミホイル (自己搬入)
4月 9日
市原市社会福祉協議会 軍手・食品 南相馬市への物資支援(自己搬入)
4月11日
茂原市役所 乳児用品・生活用品・米 (自己搬入)
5名
4月12日
川崎市住宅供給公社 鍋・寝具

川崎市内の県外からの
避難者の方々へ(自己搬入)

4月13日
我孫子市役所 布団・靴・保存食・飲料水 南相馬市への物資支援(自己搬入)
4月14日
茨城県 結城市役所 タオル・毛布 (宅配便)
10名

東京都江東区東雲
パンドクレム 森様

生活用品

東雲公務員住宅へ避難入居する
福島県の方々へ(自己搬入)

我孫子市役所 南相馬市への物資支援(自己搬入)
4月15日

東京都江東区東雲
パンドクレム 森様

生活用品・乳児用品・調味料

東雲公務員住宅へ避難入居する
福島県の方々へ(自己搬入)

4月21日

宮城県石巻市侍浜
ハミングバードスポルテ
野澤様

生活用品・食品

石巻市、牡鹿半島で活動している
ボランティアグループ(宅配便)

7名

宮城県南三陸町歌津
最知様

洗剤・石けん・衣類

歌津地区の地区役員さん
(宅配便)

宮城県南三陸町志津川
アースワン

使い捨て手袋

石巻市で活動している
ボランティアグループ(宅配便)

※4月10日受付締切までの物資は、すべて供出しました。

救援物資  発送作業


 尚、皆様からよせていただいた、全ての物資を被災者へ届けたく努力をいたしましたが、残念ながら現地とのニーズに合わない物資につきましては、4月18日の寺族会総会、20日の婦人会総会にてバザーを開催し、売り上げを義援金として換えさせていただきました。


バザー  




○義援金募金箱

 設置募金箱より集められた義援金の合計は4月15日現在、1,658,129円。こちらも沢山のご協力をいただきました。このうちの150万円を第1回目の義援金として、4月15日に曹洞宗宗務庁 曹洞宗義援金(一般義援金)へ送金しました。残金の158,129円も同じく曹洞宗宗務庁 曹洞宗義援金(一般義援金)へ5月6日に送金致しました。



○街頭募金


 東日本大震災義援金托鉢募金といたしまして毎週木曜日14時〜16時の計3回、JR千葉駅前にて義援金募金を行いました。こちらは上記バザー売上金と合わせて、全額を日本赤十字社へ依託します。いただきました義援金は以下の通りです。


日時
義援金
活動参加人数
4月 7日 25,512円
5名
4月14日 24,670円
8名
4月21日 28,843円
7名
バザー売上金 122,990円
合計
202,015円

義援金領収書

托鉢  托鉢


 突然の大災害、千曹青は何ができるのか?始めはうまくいくのか不安でありました。被災された方々へ、少しでもお役になればの一心で活動させていただきました。義援金、支援物資の提供にご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。まだまだ寺院は地域のコミュニティーの場であることを実感いたしました。また、週に何度もお集まりいただき、募金と物資の仕分け発送にご協力くださいました会員の皆様ありがとうございました。


 これからも状況に合わせた長い支援が必要です。引き続き、会員皆様のご協力をお願い申し上げます。



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