あるがままを受け入れる             福聚院 徒弟 畠山文亮

救急車のサイレンの音。みなさんはどう聞こえますか?
大抵の人は「ピーポーピーポー」と答えると思います。
しかし1歳半の息子は「ピートーピートー」と答えました。


信号機、進めの色は何色ですか?
大抵の人は「青」と答えると思います。
しかし1歳半の息子は「緑」と答えました。


ニワトリの鳴き声。
日本人は「コケコッコー」
アメリカでは「クックドゥールドゥ」


雨が降り続けると「雨やんでくれ」と願い、
水が足りなくなると「雨降ってくれ」と願います。


健康のありがたさに気が付くのは風邪をひいた時です。


見えたもの聞こえたもの感じたもの。
普段の生活の中で当たり前のように感じていること。
それは実は自分の価値観で、その時々の判断をしている日常だなぁと感じます。



1つの「事実」は捉え方によって全く違った「事実」となってしまいます。


見えるがまま。
聞こえるがまま。
ありのままの姿を素直に受け入れる子供。
私達も子供のようにあるがままの全てを素直に受け入れて生きたいですね。


1歳半の息子に仏法を学びました。


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