平成23年6月2日(木)、佐倉市養昌寺様に於いて青少年教化員連絡協議会様(青教連)との合同研修会を行い、両会から20名が出席しました。
毎年行われている宗務所主催の「少年少女禅の集い」は、青教連が企画・運営を行い、青年会員もスタッフとして参加しています。この度の研修では、NPO法人千葉自然学校 ネットワーク受託部長 片岡慶子様、ネットワーク課長 上地智子様を講師にお迎えし、こどもたちをお預かりした際の危機管理等をご指導頂きました。
午前10時よりオリエンテーションを行い、こどもの心を掴むレクリエーションを学びながら、安全管理教育や基礎知識について、自然体験活動の例を基に講義を頂きました。安全管理教育とは、@事故を未然に防ぐ能力、A指導者の安全管理能力の育成、B参加者の安全管理能力の育成から成り立ちます。そして、体調管理のチェック法、危険の種類、危険因子の分類、指導者の注意義務等さらに詳しく教えていただきました。
昼食をはさみ、午後からは応急処置法で使用する道具の紹介とスポーツ安全保険の説明を受けました。続いて行ったKYT(危険予知トレーニング)では、イラストから起こり得るアクシデントを予測し、班ごとに発表。その後、伝え方の技術を培うレクリエーションとして、2人1組で1人が目隠しをし、もう1人が誘導係となって、障害物を避けながら本堂内を1周しました。このレクから、相手の立場になって指示を行うことの重要性を学びました。
最後になりましたが、宮下会長の挨拶にありました『いのちを生かす、良き学び場となるように』という言葉を胸に刻み、本日学んだ事をこどもたちと触れ合う機会の多い「少年少女禅の集い」に活かしたいと思っております。
そして、本日講師としてお越しくださいました片岡慶子様、上地智子様、本当に有難うございました。