降誕会
平成26年4月4日(金)、船橋市宝成寺に於いて、会員14名参加のもと、降誕会を行いました。
13時より、前回の定例会より練習でお唱えしていた『釈尊花祭御和讃』と『花祭第一番御詠歌(歓喜)』を房田清光師を講師として練習しました。片側1列ずつお唱えをし、対面の人のお唱えを聞きながらお互いに注意をしあい、綿密に練習を重ねました。
引き続き、差定と配役の打ち合わせを行った後、会場主であり、三仏忌実行副委員長でもある赤星隆誠師を導師とし、維那を薄永大明師がつとめ、お釈迦様のご誕生をお祝いする法要の降誕会を修行しました。法要の開始合図の鐘が本堂内に響きわたると、全員で『三宝御和讃』をお唱えし、導師をお迎えしました。
左上の写真は、殿鐘を鳴らしている様子です。右上の写真は、三宝御和讃をお唱えし導師をお迎えしている様子です。左下の写真は、三宝御和讃にて導師が上殿しました写真です。右下の写真は、導師が進前した焼香の様子です。
左上の写真は、献供といって、蜜湯、お菓子、お茶の順番で捧げる供物を渡している写真です。右上の写真は、釈尊花祭第1番御詠歌(歓喜)を全員でお唱えしている様子です。左下の写真は、献供をした後に導師がお拝をしています。右下の写真は、導師が拈香法語を唱えています。
左上の写真は、お経の際に鐘を鳴らしている様子です。右上の写真は、お経中に参加した会員が順番に焼香をしています。下2枚の写真は、お経の後に釈尊花祭御和讃を全員でお唱えしている様子です。
左上の写真は、法要の最後に維那が回向をお唱えしています。右上の写真は、法要終了にて導師が退堂している様子です。下の写真は、法要後に撮りました集合写真です。
また、降誕会の法要の後には、会場主である赤星隆誠師より、「寺院建築の基礎知識」についての講義があり、宝成寺の実物と照らし合わせながら寺院建築についての研鑚を深めることができました。
寺院建築の様式として、@和様A大仏様(天竺様)B禅宗様(唐様)と大きく分けて3つに分類されますが、B禅宗様が、3様式の中で最も繊細技巧的だということや、曹洞宗ではなかなか禅宗様のつくりは見られず、ほとんどが臨済宗だということも学びました。また、禅宗様の特徴としての細かな部分も、宝成寺の伽藍を順番に巡りながら、資料とともに赤星師より説明があり、実地での勉強もすることができました。
今回の降誕会が今年度最後の行事となり、皆様のご協力のもと無事におつとめすることができました。ご参加いただきました会員の皆様、本当にお疲れ様でした。
涅槃会配役
・導師 赤星 隆誠 |
一、殿鐘三会大衆上殿 (三宝御和讃) |
〜三仏忌実行副委員長のコメント〜
この度、拙寺において青年会会員諸師のご協力のもと、釈尊降誕会の法要をお勤めさせていただきました。 副会長(三仏忌実行副委員長) 赤星 隆誠 合掌 |
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