涅槃会

 平成26年2月13日(木)、前日の記録的な大雪の跡が残り足元も悪い中でしたが、千葉市海蔵寺に於いて、会員17名、海蔵寺梅花講員15名、寺族1名参加のもと、涅槃会を行いました。
 10時より、今回の涅槃会で奉詠する『大聖釈迦如来涅槃御和讃』と『大聖釈迦如来涅槃御詠歌(不滅)』を房田清光師を講師として練習しました。

梅花練習風景  講師 房田清光師

 昼食後、配役等打ち合わせのあと法要馴らしを全体で行ってから、14時より法要を修行しました。この度は会場主でもあり、三仏忌実行副委員長でもある、海蔵寺住職 松本英明師を導師とし、維那を吉村明倫師、また、海蔵寺梅花講の皆様にもご協力をいただき、人数も多く荘厳な法要となりました。

海蔵寺梅花講の皆様  導師 海蔵寺住職 松本英明師

 左上の写真は、海蔵寺梅花講の皆様がお唱えする三宝御和讃にて、導師をお迎えしている写真です。右上の写真はお唱えの中、導師が上殿されている様子です。左下の写真は、導師上殿後に『大聖釈迦如来涅槃御詠歌』を全員でお唱えしています。右下の写真は、献供といって、蜜湯、浄飯、ロ親金、お菓子、お茶の順番で捧げる供物を渡している写真です。

大聖釈迦如来涅槃御詠歌を全員でお唱え  献供 口親金

出班焼香で導師を拝請する様子  金友を鳴らす大塚昌浩師

 左上は導師を拝請している様子で、右上の写真はお焼香の際に鳴らしものをしている様子です。左下の写真は両脇の僧侶が順番にお釈迦様に対して焼香を行っている写真になります。右下の写真は大衆九拝といって、お釈迦様に対して9回のお拝になります。

出班焼香  大衆九拝

疏を読みあげる吉村明倫師  宣疏跪炉

 左上の写真は疏を読み上げています。右上の写真は疏を読み上げている際に、導師が代表して香を焚いています。左下の写真は堂内を並んで歩きながらご供養のお経を唱える行道です。右下の写真は海蔵寺梅花講の皆様が、お釈迦様にお焼香しています。

行道  海蔵寺梅花講様の焼香

回向双紙を出す安田宏彰師  法要後の導師挨拶

 左上の写真は三方にて回向双紙を維那へ届けています。右上の写真は、法要後に導師を務めました海蔵寺住職より、ご挨拶がありました。下の写真は、法要後に涅槃図の前にて撮りました集合写真です。

涅槃図前にて集合写真

涅槃会配役

・導師      松本  英明
・両班      四十澤 承順
・仝       櫻井  大文
・仝       赤星  隆誠
・仝       畠山  文亮
・仝       庄司  徳潤
・維那      吉村  明倫
・侍者      宮川  義道
・侍香      征矢  貴晃
・堂行      武長  一俊
・副堂兼送迎   新谷  英俊
・知殿兼詠讃師  房田  清光
・知殿兼録事   吉岡  義秀
・殿行      大塚  昌浩
・仝       安田  宏彰
・仝       増田  芳裕
・仝       川村  明正


涅槃会差定

一、殿鐘三会大衆上殿   (三宝御和讃)
一、七下鐘導師上殿 
一、詠讃歌奉詠      (大聖釈迦如来涅槃御詠歌)
一、上香普同三拝
一、献湯食三拝読詠    (大聖釈迦如来涅槃御和讃)
一、ロ親金菓茶三拝
一、拈香法語
一、開班
一、出班焼香
一、大衆九拝
一、閉班
一、宣疏跪炉
一、遺教 (四本行道二匝)
一、舎利禮文
一、回向
一、普同三拝
一、導師退堂       (聖号)
一、大衆散堂

〜三仏忌実行副委員長のコメント〜


涅槃会

 この度、三仏忌実行委員として涅槃会を青年会行事で勤めさせて頂きました。

 三仏忌は毎回お勤めしておりますが、いつもは私のお寺の梅花講員さんと、数名の仲間にお手伝いを御願いして行っております。ですので、お勤めの内容も限りがあり、略式でしか行う事が出来なかったのですが、今回は青年会の会員の皆様にお手伝いを賜りまして本格的な涅槃会を荘厳にお勤めする事が出来ました。

 少し変則的な差定ではありましたが、この様な形でお勤めする事は初めての事でしたので梅花講員さんにも喜んで頂けました。

 法要では、予定していた涅槃図を出し忘れてしまうという私のミスが心残りではありますが、お手伝い頂きました青年会会員の皆様には改めまして感謝申し上げます。有り難うございました。また、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

副会長(三仏忌実行副委員長) 松本 英明 合掌

 この度、会場を提供くださいました海蔵寺、また、ご奉詠をいただきました海蔵寺梅花講の皆様方には心より御礼申し上げます。そして、ご参加いただきました会員の皆様、本当にお疲れ様でした。

一覧に戻る