降誕会

 平成27年4月7日(火)、千葉市海蔵寺に於いて、会員16名、海蔵寺梅花講14名、寺族1名参加のもと、降誕会を行いました。
 13時より、庄司徳潤師を講師として『花供養御和讃』『釈尊花祭御和讃』『花祭第一番御詠歌(歓喜)』を練習しました。

梅花練習@  梅花練習A

 引き続き、差定と配役の打ち合わせを行った後、会場主であり、三仏忌実行副委員長でもある松本英明師を導師とし、維那を武長一俊師がつとめ、お釈迦様のご誕生をお祝いする法要の降誕会を修行しました。法要が始まる前に海蔵寺梅花講の方より『花供養御和讃』をお唱えしながらの献華を行い、殿鐘の音が本堂内に響きわたると、全員で『三宝御和讃』をお唱えし、導師をお迎えしました。

献華  三宝御和讃にて導師をお迎え

 左下の写真は、導師上殿後に『大聖釈迦牟尼如来御詠歌』をお唱えしている様子です。右下の写真は、献供といって、蜜湯、食、ロ親金、お菓子、お茶の順番で捧げる供物を渡している様子です。

大聖釈迦牟尼如来御詠歌  献供 食を備えます

釈尊花祭り御和讃  法語をお唱え

 左上の写真は、お供えが終わり導師がお拝をしている中で、『釈尊花祭御和讃』『花祭第一番御詠歌(歓喜)』をお唱えしている様子です。右上の写真は、導師が拈香法語を唱えています。左下の写真は、出班焼香といわれる作法に従って行う丁寧な焼香の様子です。右下の写真は、出班焼香が終わり、大衆九拝、皆で9回お拝をしている様子です。

出班焼香の様子  大衆九拝

維那が疏を取りに行きます  疏を取り出します

 左上の写真は、疏(お釈迦様を称える文章)を維那が取りに行く様子です。右上の写真は、疏をこれよりお唱えする準備をしています。下2枚の写真は、お焼香しながら、お釈迦様に甘茶をかけている(灌仏)様子です。

お釈迦様に甘茶を供えます  焼香

疏後回向  海蔵寺住職 松本英明師

 左上の写真は、法要の最後に維那が回向をお唱えしています。右上の写真は、法要終了にて導師である海蔵寺住職松本英明師がお話している様子です。下の写真は、法要後に撮りました集合写真です。

 今回の降誕会が今年度最後の行事となり、皆様のご協力のもと無事におつとめすることができました。ご参加いただきました会員の皆様、本当にお疲れ様でした。

集合写真

涅槃会配役

・導師       松本  英明
・両班       四十澤 承順
・仝        福山  隆浩
・仝        櫻井  大文
・仝        赤星  隆誠
・仝        房田  清光
・維那       武長  一俊
・堂行       渡邊  信行
・副堂兼送迎    新谷  英俊
・侍者       宮川  義道
・侍香       石井  康順
・知殿兼講員指導  庄司  徳潤
・殿行       吉村  明倫
・殿行       大塚  昌浩
・殿行       増田  芳裕
・殿行兼鐘司    征矢  貴晃
・殿行兼録事    安田  宏彰


涅槃会差定

一、献華       (花供養御和讃)
一、殿鐘三会大衆上殿
一、七下鐘導師入堂  (三宝御和讃)
一、大聖釈迦牟尼如来御詠歌
一、上香普同三拝
一、湯食三拝     (釈尊花祭御和讃)
一、ロ親金菓茶三拝  (釈尊花祭第1番御詠歌(歓喜)
一、拈香法語
一、開班
一、維那検炉
一、出班焼香(灌沐)
一、大衆九拝
一、閉班
一、宣疏跪炉
一、納疏
一、灌沐偈唱和
一、妙法蓮華経観世音菩薩寿量品偈
一、舎利礼文 三遍
一、疏後回向
一、普同三拝
一、導師退堂     (聖号)
一、散堂

〜三仏忌実行副委員長のコメント〜


『降誕会』

 昨年の涅槃会同様三仏忌実行委員として今回は降誕会を青年会行事で勤めさせていただきました。

 前回のコメントでもお伝えいたしましたが、いつもの三仏忌は梅花講員さんと、数名の仲間にお手伝いをお願いしての行事ですので簡単な略式でしたが、今回も青年会の会員の皆様にお手伝いを賜りまして本格的な降誕会を荘厳にお勤めすることができました。

 前回同様に出班焼香の差定とさせていただきましたが、降誕佛の灌沐がより一層の荘厳さを感じることができましたし、梅花講員さんにも喜んでいただけました。

 お手伝いいただきました青年会会員の皆様には改めまして感謝申し上げます。有難うございました。
 また、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

副会長(三仏忌実行副委員長) 松本 英明 合掌


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