第27回 関東連絡協議会親善ソフトボール
ちばけん大会

 平成26年11月10日(月)、市川橋上流野球場に於いて、第27回関東連絡協議会親善ソフトボールちばけん大会を開催いたしました。
 天気予報では雨の予想で、当日の朝は雲が出ていましたが、すぐに太陽が顔を出し、始まってみれば無事快晴の中で大会を迎えることができました。千葉県からは会員29名、OB12名が参加し、会場の運営などのスタッフの他に、OBチーム、会員チームとして2チームがトーナメントに出場しました。試合はトーナメント方式で5イニング終了、もしくは40分の試合運びで行われ、関東7県より全12チームが優勝を目指して戦いました。

会場風景 晴れました!  受付準備

受付開始  対戦表を書く赤星師

 開会式では、青年会会長の四十澤承順師より挨拶があり、無事に晴天に恵まれたことの感謝と、遠方より来ていただいた各県の方への御礼の意を述べました。次に、千葉県宗務所所長の岡本和幸老師より、『はりきりすぎて怪我のないように、また、千葉県を楽しんでいってください』と、ご挨拶をいただきました。
 続いて、昨年の優勝県である群馬県曹洞宗青年会様より優勝杯の返還があり、今年はどの県に優勝杯が渡るのか、各県の選手から熱気が湧き上がっているように感じました。

四十澤承順会長 挨拶  宗務所長 岡本和幸老師 挨拶

群馬県青年会様より優勝杯返還  外苑審判団の皆様

 外苑審判団の方々の紹介を終え、続いての準備体操では、薄永大明師、征矢貴晃師による、現在こどもたちの間で大流行の「ようかい体操第一」の催し物があり、会場は暖かい笑顔に笑顔に包まれていました。その後、ラジオ体操を行い身体をほぐしたところで、全体の集合写真を撮り、試合開始までの間は各県ごとに練習を始めました。

準備体操 妖怪ウォッチ!?  準備体操の様子

全体集合写真

 千葉県からは、若手の『坊僧マリーンズA』と、青年会OBの方たちからなる『坊僧マリーンズB』と2チームが出場しました。A〜Dの各リーグごとに3チームずつの総当たり戦の中で、坊僧マリーンズAはAリーグ。坊僧マリーンズBはCリーグとなり、試合に臨みました。
 坊僧マリーンズAは第1試合で神奈川県第1宗務所青年会様「かないち」と対戦し、結果は4対3で房総マリーンズAの勝利でした。続く第2試合では、神奈川県第2宗務所青年会様「青年同志会A」と対戦し、結果は7対18で惜しくも負けてしましました。
 坊僧マリーンズBは第1試合で埼玉県第1宗務所青年会様「SS1S」と対戦し、結果は0対23で残念ながら負けてしまいました。続く第2試合では、茨城県宗務所青年会様「ソモサンズA」と対戦し、結果は10対10と接戦の末、引き分けとなりました。

房僧マリーンズ OBチーム  見事出塁!岡本和幸老師

ピッチャー 糸川健雄師  ホームイン!大山文隆師

 決勝トーナメントでは、坊僧マリーンズAは、茨城県宗務所青年会様「ソモサンズB」と対戦し、結果は5対15で負けてしまいました。坊僧マリーンズBは、神奈川県第2宗務所青年会様「青年同志会B」と対戦し、こちらは20対1と大差で勝利を収めることができました。
 試合結果としては、『坊僧マリーンズA』1勝2敗、『坊僧マリーンズB』1勝1敗1引き分けで、最終結果では得失点差を含めた順位となり、『坊僧マリーンズA』8位、『坊僧マリーンズB』9位となりました。2チームとも上位には届かなかったものの、会員一同が力を合わせ、普段とは違う環境の中でよりいっそう親睦を深めることができたのではないかと思います。また、OBチームの皆様には、各方面において多大なるご理解とご協力をいただきましたことを感謝申し上げます。

投球練習する 伊藤雄太師  ファースト 新野利行師

児玉昌広師  薄永大明師

千葉県 集合写真

 今回のソフトボール大会では開催県という事で、無事円成できるように会員一同が力を合わせてまいりました。ソフトボール実行委員長の萩野吉史師、宮川義道師を先頭に、ご協力いただきました会員諸兄の皆様方、また、当日参加できなかった皆様にも、各分野でのご理解とご協力をいただきましたことを深く御礼申し上げるとともに、無事に円成できましたことをご報告いたします。OBチームの皆様方、会員の皆様方、ほんとうにお疲れ様でした。

〜ソフトボール大会実行委員長のコメント〜


『ちばけん大会を終えて』

 この度、ソフトボール実行委員長を務めさせて頂きました萩野吉史です。

 思い返せば、私がソフトボール実行委員長をさせて頂く事となった経緯は、四十澤師に喋った一言が始まりだったように思います。

 今から3年程前の宴席にて、私は当時事務局長の任を終え、解き放たれた喜びの美酒を味わっておりました。そして、四十澤師にも「会長をもしも務めることがありましたら、自分はなんでもやりますよ!」などと、無責任な発言が出来る事にうれしさを感じ、うかつな発言をしてしまったのです。そんな私の戯言を会長が覚えていらっしゃったのかは分かりませんが、ある時、国際電話を頂きました。正確には、私はちょうど仏跡拝登の為スリランカにおりました。その為、勝手に国際電話となってしまった訳です。

 そして、スリランカの電車の中、途切れ途切れの音声から、「ソフトボール実行・・・いい・・んちょ・・うをお願いしたいのですが電話を下さい・・ブツ・・留守番で・・んわは・・一件です・・・ツーツー。」ドキリ。旅の楽しさが遠のき、電車はゴトゴト、心臓はバクバク。そのままボーっと知らぬ地へと電車に揺られ、連れられてゆきました。

 口は災いの元。とはいえ、覚悟を決め、それからの2年近く、悩みに悩む会場を決め準備をし、沢山の方々へと不安をばら撒きながらの開催日当日までの道中。細かなことに気が行き届き、知らぬ間に解決をしてくれた副実行委員長の宮川師には頭があがりません。

 また、様々な雑務や、当日の進行、青年会行事の合間を縫ってお手伝いを頂いた、事務局長の庄司師と事務局員の皆様、早朝より最後までお手伝い戴きました会員の皆様、本当にありがとうございました。

 最後まで心配させられた天候にも恵まれ、大きな怪我や事故もなく、蓋をあければ大円成となった事を有難く思っております。

 最後になりましたが、ソフトボール大会開催において、各方面よりご協力を頂きました県内御寺院様をはじめ、本来なら開所日にも関わらず、休みをとってまでご参加下さいました宗務所役員の皆様、又、お忙しいところ、温かい目で見まもって下さいました青年会OBの皆様、慣れない大人数の坊主頭の中、医療班としてお手伝いを頂きました女性スタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。

 1人では出来ないけれど、みんなでなら出来る。心から、そう感じさせてくれた「ちばけん大会」でした。ありがとうございます。

ソフトボール大会実行委員長 萩野 吉史 合掌


一覧に戻る