平成27年度 第4回定例会

 平成28年3月4日(金)、成願寺様にて会員10名参加のもと、第4回定例会を行いました。小田原市にある成願寺様はペット霊園を主宰しており、その現状について副住職の山口勝隆師にご説明いただきました。
 9時に船橋市の宝成寺に集合し小田原に向け出発、途中昼食休憩を経て13時半に成願寺様に到着しました。

成願寺様  山口師

境内へ  納骨堂の中

 山口師に出迎えられた一行はまず、納骨堂をご案内いただきました。
納骨堂の中には、納骨堂を訪れたご遺族様達の供物やぬいぐるみ、当時の愛犬・愛猫と撮られた写真が沢山飾られていました。失った家族を思う気持ちは、ペットに対しても同様です。

永代供養墓@  永代供養墓A

墓地  火葬炉

 次にペット供養に使用されている境内墓地をご案内いただきました
墓地のそばにあるペット用の永代供養墓にはたくさんの花やペットフード、飲み物が供えられており、可愛らしい犬や猫の人形が一緒に置かれていました。
また各家の墓石には「ありがとう」「やすらかに」等、愛犬・愛猫に寄せたメッセージが彫られていました。
 なお一行が訪れた頃、境内にある火葬炉(写真8枚目)ではペットの火葬が行われていたため見学は出来ませんでしたが、これを除く納骨堂、墓地につきまして山口師より丁寧な説明を交え、ご案内いただきました。

本堂@  本堂A

集合写真大

 最後に、翌日に行われるペットの彼岸供養の準備が整った本堂に移動して、質疑応答を交えながらペットの供養に携わっているからこそ体験する、よかった事、様々な問題点などを丁寧にお話いただきました。
 帰りには参加者個々にお土産をご用意くださいました。
15時に成願寺を後にし、首都高の大渋滞に巻き込まれながらも無事帰路いたしました。
 山口様のご厚情に、改めて感謝申し上げます。


〜参加者のコメント〜


『ペット霊園見学を終えて』

 初めて研修に参加させていただきました。流行と共にペット供養の要望は増えつつある事、その実態や問題点など多くの事を勉強させていただきました。
若い世代の方がお墓参りに来る機会になっている事は素晴らしいと思います。
思い出の写真を取り込んだ墓石や、ペットと同じお墓に入りたいという要望も増えていると聞き、新しい供養の形を考えさせられました。

周徳院 徒弟 田旗 祥山 合掌



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