平成29年度 第4回定例会
絵本を届ける運動

 平成30年3月9日(金)、袖ヶ浦市 真光寺様にて、会員8名出席のもと、第4回定例会を行いました。
 まず、安田宏彰師を講師として、3月28日(水)成田市 龍安寺様で行う三仏忌行事の降誕会でお唱えをする『釈尊花祭御和讃』を練習致しました。

真光寺@  梅花

 練習後、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA) 支援者リレーションズ課 日比洸紹師を講師にお招きし、東南アジアなど世界で絵本を読んだことがない、文字の読み書きができない子どもたちの現状を講義して頂き、実際にSVAの事業のひとつである「絵本を届ける運動」に参加し、絵本作りに取り組みました。
 この運動は日本の絵本に現地語の翻訳シールを貼り、それを現地の子どもたちに届けるという仕組みで、今回はビルマ語で行いました。下の写真は講義風景と用意されたシールを説明通りの大きさに切り、日本語の部分に貼り付けている様子です。

資料  日比師A

講義  作業A

 出来上がった絵本はミャンマーの子どもたちに贈られるということです。翻訳シールはビルマ語以外にもカレン語(ミャンマー)、クメール語(カンボジア)、ダリ語(アフガニスタン)などがあります。
 この運動は誰もが気軽にできる国際協力です。ぜひこの機会に皆様方も「絵本を届ける運動」に参加してみませんか?世界の子どもたちが1人でも多く笑顔になる為にご協力をお願い致します。
 講義して頂きました日比洸紹師ありがとうございました。

絵本@  絵本B


〜参加者のコメント〜


『世界の子どもたち』

 今期よりボランティア委員長の役を頂いた時に、今年度の活動は何をすべきかととても検討致しました。そんな時に同県の御寺院様に公益社団法人シャンティ国際ボランティア会様の「絵本を届ける運動」を推薦して頂きました。私自身もなぜ絵本を世界の子どもたちが必要としているのかと興味が湧き、今回このような機会を設ける事になりました。実際に講義をして頂き、絵本を欲している世界の現状を知り、少しでも協力が出来たことがとても光栄に思います。
 来年度も人々のお役に立てるような活動を臨みたいと思いますので、よろしくお願い致します。

ボランティア委員長 東林寺 征矢貴晃 九拝



『定例会に参加して』

 今回の定例会ではボランティア活動の一環として、シャンティ国際ボランティア会(SVA)のアジアの子ども達に絵本を送る活動に協力させていただきました。
 SVAの職員の方をお招きし、はじめに絵本を送る活動についてお話を伺いました。
世界には様々な理由から絵本を読んだことのない子どもや読み書きができない人がたくさんいることをプロジェクターの資料を見ながら教えていただき、自分がいかに恵まれた環境で教育を受けてきたかを実感しました。
 お話の後は、日本の絵本に現地語の翻訳シールをハサミで切って貼っていく作業を行いました。皆で協力して作業をし、50冊の絵本を仕上げることが出来ました。現地語のシールが貼られたこの絵本をアジアの子ども達が手に取り、楽しそうに読む姿を想像するだけで、とてもやりがいを感じました。

真光寺 國生徹雄 九拝


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