平成30年度
千葉県曹洞宗青年会発足50周年記念行事
『温故知新』

 平成30年6月10日(日)午後5時半より、船橋市宝成寺様にて、相談役1名、会員24名出席のもと、千葉県曹洞宗青年会発足50周年記念行事『温故知新』を開催しました。発足50周年を迎えるに際して、我々青年僧侶が老若男女問わず、多くの方とふれあう行事を企画し、アーティストのMARU−KOH様、U−zhaan×鎮座DOPENESS×環ROY様にゲスト出演して頂き、千曹青とのコラボライブイベントとなりました。

2018-06-10 001 001.jpg  2018-06-10 001 002.jpg

2018-06-10 001 005.jpg  180628_0059.jpg

『本番前の最終打ち合わせとリハーサル』

2018-06-10 001 008.jpg  2018-06-10 001 009.jpg

『本堂をライブ会場に設営』

2018-06-10 001 017.jpg  2018-06-10 001 015.jpg

『境内にケータリングカー出店』

2018-06-10 001 013.jpg  2018-06-10 001 021.jpg

『一般会場 受付開始』

2018-06-10 001 078.jpg  2018-06-10 001 037.jpg

『来場者様各々の願い事をカップローソクに書いて貰いました』

2018-06-10 001 025.jpg  2018-06-10 001 029.jpg

実行委員長 菊池正幸師の挨拶』

2018-06-10 001 032.jpg  80628_0025.jpg

『会長 庄司徳潤師の挨拶で開演』

 まずは千曹青が、来場者様方の身体健全、心願成就を祈願する大般若祈祷法要を会長 庄司徳潤師が導師を務め、厳修しました。

2018-06-10 001 040.jpg  2018-06-10 001 044.jpg

左『詠讃司 増田芳裕師』  右『拈香法語』

2018-06-10 001 052.jpg  2018-06-10 001 055.jpg

左『浄道場』  右『般若出し』

2018-06-10 001 060.jpg  2018-06-10 001 062.jpg

『大般若転読』

2018-06-10 001 065.jpg  2018-06-10 001 067.jpg

『知殿 吉岡義秀師 見台出し』

2018-06-10 001 073.jpg  2018-06-10 001 070.jpg

左『維那 福山賢龍師』  右『副堂(太鼓) 渡邊信行師』

2018-06-10 001 077.jpg  2018-06-10 001 046.jpg

 法要終了後、梅花流詠讃歌「まごころに生きる」を石井康順師のギター演奏付きで披露しました。続いて、ゲストアーティストによるライブが始まりました。

2018-06-10 001 081.jpg  2018-06-10 001 091.jpg

『まずはジャズギターデュオMARU−KOH様』

2018-06-10 001 095.jpg  2018-06-10 001 097.jpg

温故知新A_180628_0016.jpg

『続いて、U−zhaan×鎮座DOPENESS×環ROY様』

2018-06-13 001 001.jpg

 無事に円成する事ができました。ご来場頂きました皆様、そしてお忙しい中出演して頂きましたMARU−KOH様、U−zhaan×鎮座DOPENESS×環ROY様ありがとうございました。

大般若会祈祷差定
一、殿鐘三会
【千葉県梅花流常詠御和讃】(1・2・4番奉詠)
一、七下鐘導師上殿
一、上香普同三拝
一、浄道場(導師・両班二名)
一、般若心経 三遍(大般若出し)
一、大般若経転読
一、消災呪 三遍(大般若引き)
一、大黒尊天真言二十一遍(見台出し)
一、回向(見台引き)
一、普同三拝
一、散堂(聖号)


●配役
会場系
・司会進行   菊池正幸
・受付(予約) 萩野吉史 宮川義道
・受付(当日) 青木教亮 鈴木宏明 征矢貴晃
・誘導(外)  國生徹雄 武田征龍 狩野孝弥
・誘導(中)  増田芳裕 松本大俊 川村明生(記録)


法要系
・導 師    庄司徳潤(洒水)
・両 班    赤星隆誠(柄炉) 福山賢龍(維那)
・両 班    細川玄雄(花皿) 大塚昌浩
・堂 行    青陰鴻輝
・太鼓兼送迎  渡邊信行
・侍 者    吉村明倫
・侍 香    青陰鴻慈
・知 殿    木村明成 吉岡義秀
・詠讃司    増田芳裕

〜実行委員長のコメント〜


『温故知新を開催するにあたって』

 千葉県曹洞宗青年会発足50周年記念行事として開催されたイベント「温故知新」には悪天候にもかかわらず、多くの方が足を運んでくださいました。御来場の皆様、協力して下さった全ての人に心より感謝申し上げます。
 「古き良き伝統と新しい感性の融合」というテーマを掲げ、試行錯誤を重ねながら当日を迎えましたが、我々青年僧侶が受け継ぎ学んできたものを最大限に発揮することが出来たと思います。
 この現代に活躍されているアーティスト、それを支える音響の技術、魅力を最大限に活かして皆さんにおいしい飲食物を提供している方々、心からこれらの時間を楽しもうとしている方々、そして地域、また現代社会と共にありたいと願う我々僧侶がお寺を会場にそれぞれの思いで集まり、感動を共有できたことがなにより嬉しく、有難い時間となりました。
 この行事が次の50年に繋がるきっかけとなれば幸いです。

東伝院 副住職 菊池 正幸 合掌


〜参加者のコメント〜


『50周年記念 温故知新』

 今回御随喜させて頂きました「温故知新」は、私が今年5月に大本山永平寺から乞暇してから、初めて参加する千葉県曹洞宗青年会の行事でした。
 修行先とも違う、また師寮寺ともまた違う環境での一般の方達を呼んでの法要。また、アーティストの方達を呼んでのコラボレーション。やったことの無いことばかりでどうなるんだろうと興味がそそられました。
 当日はあいにくの雨でしたが、それでも会場を埋め尽くすほどの人達が来てくださいました。その中で行った「大般若祈祷」「梅花流詠讃歌」終わった瞬間に大きな拍手を貰った時の達成感は素晴らしいものでした。
 またアーティストの方とのコラボレーションもとても盛り上がっており、温故知新は大盛況のうちに終わることが出来ました。私は今回で普段だと絶対経験できないような貴重体験をさせて頂きました。今後も青年会に積極的に参加して様々なことを勉強させて頂ければと思います。

鏡円寺 徒弟 青蔭鴻輝 合掌



『千葉県青年会50周年記念 温故知新に参加して』

 5月まで永平寺にて修行していた私は、この温故知新に参加させて頂いた事で修行道場とは違うお寺について学びました。
 修行道場での法要と一般のお寺での法要には違いがあり、1つの事だけに固執していたのではダメだ、もっと沢山のお寺と関わりを持ち様々な法要を学ぶべきだと感じました。また、お坊さんとギターのコラボレーションや、お寺でやるラップは私のお寺に対する印象を変えました。地域の人々との関わりを持つ、開けたお寺であるためには、お寺にくるきっかけ作りが必要なんだと気付きました。修行から帰ってきてもまた修行。青年会の行事や様々な法要を通して日々学ぶことを怠らず成長していきたいと思います。

鏡円寺 徒弟 青蔭鴻慈 合掌


一覧に戻る