第4回定例会 災害時の対策会議

 令和元年11月19日(火)木更津市 妙泉寺様に於いて、会員9名が参加し、第4回定例会を行いました。
本来この日は関東連絡協議会親善ソフトボール大会の予定でしたが、続けて来た台風15号、19号、及び10月25日の大雨による災害のため開催予定地が使用不可能になってしまいました。そこでこの機会に災害時の事前対策、事後対応について話し合おうということになり、急遽第4回定例会を開催することになりました。

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 はじめに各寺院、各地域の今回の災害における被害状況ならびに現状報告を行いました。
同じ千葉県内でも地域により被害の差が激しいようでした。被害が少ないところは木が数カ所倒れるなどだけでしたが、酷いところでは10日間の停電、一週間の断水、屋根が崩れ雨漏りが発生、鐘楼堂が倒れる、土砂崩れなど、あげるとキリが無いほどでした。その被害も業者がこないとどうしようもない状態ですが、どこの業者も手一杯でいつ来れるかわからず、ほぼ被災した状態のままの地域が多いとのことです。

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 また今回の災害対応にて気づいたこととして、正しい情報をいかに早く手に入れるかの重要性を確認できました。今回被災地のいくつかは電波塔にも被害が出て、数日連絡が取れない地域がありました。その地域の被災状況はどうなのか、なにが必要なのか。それがわからず無闇矢鱈にボランティア等で動こうとしても、貴重な現地の資材を使ってしまうだけで終わってしまう。そのような事がないように、青年会員を通じての可能な限りの情報収集を行っていこうとなりました。

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 話し合いの後、梅花の「同行御和讃」「正行御詠歌」の練習を行いました。今回は特別所作、立行の練習も行いました。普段とは違う作法に戸惑いながらも皆熱心に取り組みました。

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