令和元年度 第2回定例会
(法灯発送作務・お香体験講座)

 令和元年7月4日(木)、袖ヶ浦市 真光寺様に於いて13名の会員が出席し、法灯発送作務、梅花練習を行いました。
梅花練習では安田梅花委員長のもと、前回に引き続き「同行御和讃」「正行御詠歌」を練習致しました。

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 続いて、(株)山田松香木店 営業部課長 安藤祐二様を講師としてお招きし、第2回定例会として「お香体験」を行いました。
まず匂袋の歴史、各種香原料について説明して頂き、それぞれの香りの違いを実際に体感した後、各々自分好みの匂袋を作りました。
それぞれの匂袋は甘い香りのものや、さわやかな香り、ほんのりと香る優しい香り等、それぞれ個性的な匂袋が出来上がりました。

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 最後に灰手前や香道の作法について教えて頂きました。
実際に香を焚いて聞いた香りは、ほんのりと香る繊細な匂いで、普段私達が嗅いでいる香りとはまた違う香を体験させて頂きました。

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〜参加者のコメント〜

「香りを聞く体験」


 今回の定例会ではお香を自分で調合する匂袋作りと聞香についてのお話を聞かせていただきました。
 はじめに香原料となる刻む前の原型を拝見し、一つ一つの香りを体験しながら今回匂袋を作る際の10種類の香原料の説明をしていただきました。
1種類ずつ香りを確かめながら調合していますと、 配合の量でも香りが段々と変わっていく様子が分かるようになり、
自分の好きな香りに近づけるにはどうしたらいいのだろうと試行錯誤していく楽しさを味合わせていただきました。
 次に灰手前の作法と火道具の紹介をしていただき、香の聞き方の作法を教えていただきました。
香を焚くという知識しかなかった私は香を聞くという初めての体験の中で、 香りを嗅ぐのではなく、心の中にその香りをゆっくりと入れていって香りに心を傾けることが香りを聞くことではないかとほんの少しですが実感することが出来ました。



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等覚寺 副住職 鈴木 宏明 合掌


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