第47回摂心会・涅槃会

 令和8年2月26日(木)~27日(金)、袖ヶ浦市真光寺様に於いて、千葉市満蔵寺住職・森田英仁老師を講師にお招きし、第47回 摂心会および涅槃会を修行いたしました。御寺院2名、顧問老師1名、相談役1名、会員13名、参禅者3名が共に坐り、共に学び、お釈迦様の御教えを活かす時間を過ごしました。

 開講式を終え、14時から最初の一炷が始まりました。一般参禅者の皆様の深く落ち着いた姿勢は我々僧侶の励みにもなりました。
 初日の薬石(夕食)より2日目の昼食までの3食とも、曹洞宗の伝統的な食事作法に見習って、略応量器を用いて食事を頂きました。慣れない作法に戸惑う場面もありましたが、会員の所作を見本にし、食事をいただくことも大事な修行の一つとして実践しました。

 また、森田老師による三回に渡り『正法眼蔵』「唯仏与仏」巻の提唱(講義)では、道元禅師の教えを分かりやすい言葉で紐解いていただきました。夜には「独参」が行われ、老師と一対一で向き合い、参禅者や会員でも抱えている修行の疑問についてご教示をいただくこともできました。

 翌朝5時に起床。 5時半からの暁天坐禅。それを続く朝課では、『祇園正儀』を唱える読経の声が坐禅堂内に響きました。その後、小食(朝食)を頂き、作務では本堂、座禅堂、東司、廊下などのお借りした会場を浄め、再び坐禅と提唱で学び、修行いたしました。
 12時20分の中食(昼食)には書院にて梅花流詠歌の講習が行われました。

 14時より閉講式を行い無事に全日程を修めることができ、引き続きお釈迦様のご入滅を偲ぶ涅槃会を行いました。涅槃会は今から約2500年前、お釈迦様が最後の説法を提唱し、安らかに亡くなられた日を偲ぶ法要です。私たちはこの法要を通じ、お釈迦様が遺された「自灯明・法灯明」の教えを改めて心に刻みます。
 涅槃会法要では、導師が上殿する際に『大聖釈迦如来涅槃御和讃』を、献供中には『大聖釈迦如来涅槃御詠歌』を全員で唱えました。お釈迦様への報恩感謝の誠を捧げ、すべての差定を円かに完了いたしました。

 ご多用中にもかかわらず、ご指導くださいました森田英仁老師、そして会場のご提供いただいた真光寺様に感謝を申し上げます。 また、共に修行に励んだご寺院様、顧問老師、参禅者の皆様、会員の皆様、誠にお疲れ様でした。

摂心会 差定

2月26日(木) 1日目

13:00 受付開始
13:30 開講式・オリエンテーション
14:00 止静
15:10 提唱
16:25 止静
17:30 薬石
18:40 止静(独参)
20:20 止静(普勧坐禅儀)
21:00 打眠

2月27日(金) 2日目

05:00 振鈴
05:30 止静
06:00 朝課(報恩諷経)
06:30 小食
07:30 作務
08:20 止静
09:15 提唱
10:20 止静
11:15 提唱
12:20 中食
13:10 梅花講習
14:00 閉講式
引き続き 涅槃会

涅槃会 差定

三会上殿 (大聖釈迦如来涅槃御和讃)
七下鐘導師上殿
上香三拝
献湯食三拝 (大聖釈迦如来涅槃御詠歌)
嚫金菓茶三拝
拈香法語
開班
出班焼香
大衆九拝
閉班
宣疎跪炉
読経 (仏遺教経八大人覚) 行道二匝
舎利礼文 三返
回向
普同三拝
導師退堂
散堂 (聖号)

涅槃会 配役

導師  川村明生 師
両班  庄司徳潤 老師
両班  安田宏彰 師
両班  大塚昌浩 老師
維那  照井慎思 師
侍者  征矢貴晃 師
侍香  無着恭融 師
堂行  フェルナンデス浄賢 師
副堂兼送迎兼殿行 松本大俊 師
殿行  池田光英 師
殿行  関 心殊 師
詠讃師 國生徹雄 師
写録  伊澤尚孝 師