涅槃会・法戦式

 平成24年2月16日(木)〜17日(金)、会員17名参加のもと、鴨川市長安寺様にて涅槃会・法戦式を修行しました。今回は三仏忌実行副委員長の大山文隆師の意向によって、涅槃会と法戦式を併せての行事となりました。

 16日は14時半に集合、はじめに涅槃図(お釈迦様がお亡くなりになる時に沢山の弟子や動物達が集まり悲嘆にくれている様子を描かれた図)を設置した後、梅花練習を行いました。梅花練習では房田清光師が講師をつとめ、涅槃会で奉詠する『大聖釈迦如来涅槃御和讃』と『大聖釈迦如来涅槃御詠歌(不滅)』を練習しました。40分と短い時間での練習ではありましたが、数年の梅花練習の成果により、ずいぶんと習得が早く、お唱えも揃ってきたように思います。その後で、涅槃会と法戦式の習儀を行い、進退の最終確認をしました。

涅槃図  梅花練習


涅槃会

 17日10時半より、御寺院様5名、御寺族、檀信徒の皆様にもご参加いただき、総勢35名の中で、大山文隆師導師のもと涅槃会を厳修しました。

導師 大山文隆師  『三宝御和讃』を奉詠

 写真左上はこれから入堂する様子です。右上は導師を迎えるために三宝御和讃をお唱えしています。左下は献供といって、蜜湯、浄飯、ロ親金、お菓子、お茶の順番で導師が香に薫じてから、お釈迦様に捧げます。右下の写真はお釈迦様に対しての焼香を順番に行っている様子です(出班焼香)。

お釈迦様に数々の供物を捧げる  出班焼香

大衆九拝  維那 服部聡和師

 左上の写真はお釈迦様に向かい僧侶全員でお拝をしています(大衆九拝)。右上は維那和尚がお釈迦様に捧げる疏を前の机から頂く写真です。


お釈迦様を讃える疏を読み上げ香を捧げる  殿行 征矢貴晃師

集合写真

涅槃会配役

・導師      大山  文隆
・両班(首座)   片山  秀淵
・仝       新野  利行
・仝       宮下  晴祐
・仝       畔柳  智彰
・仝       四十澤 承順
・仝       松山  健雄
・仝       房田  清光
・法要解説    伊藤  雄太
・維那      服部  聡和
・侍者      戸田  信也
・侍香      大塚  昌浩
・堂行      松本  英明
・殿行      渡邊  信行
・仝       野口  隆道
・仝       征矢  貴晃
・送迎兼殿行   増田  芳裕
・鐘司兼殿行   武長  一俊
・詠讃師     庄司  徳潤

涅槃会差定

一、殿鐘三会大衆上殿
一、詠讃歌奉詠      (三宝御和讃)
一、七下鐘導師上殿 
一、上香普同三拝
一、献湯食三拝      (大聖釈迦如来涅槃御和讃)
一、ロ親金菓茶三拝
一、拈香法語
一、開班
一、出班焼香
一、大衆九拝
一、閉班
一、宣疏跪炉
一、参同契・宝鏡三昧読誦 (四本行道二匝)
一、詠讃歌奉詠      (大聖釈迦如来涅槃御詠歌)
一、回向
一、普同三拝
一、導師退堂
一、詠讃歌奉詠      (聖号)
一、大衆散堂


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