

続々到着。みんなの最初の仕事は、「自分のものに名前書き」です。

早くも打ち解けておおはしゃぎ。お坊さんもたじたじです。

受付の和尚さん。みんな到着しても、まだ終わりではありません。
どんなささいな心配事でも、しっかり注意を払います。
みんなが楽しく過ごせますように。


開会式。導師をお勤めいただいたのは、曹洞宗千葉県宗務所教化主事の岡本和幸老師。



参加者は期間中、全部で六つの班に分かれて行動します。
写真の上にポインタを置いてみてください。
みんなの活発に意見を交し合う姿が見えますよ。
 1班 「なかよし」チーム 班長 畠山賢陀 師
現代社会で希薄になりがちな、自然や周囲とふれあう心。その大切さを青年僧としてどう伝えられるか。子供達はそれぞれ、私たちの期待以上に、素直に素敵に応えてくれました。
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 2班 「ロッテおともだち」チーム 班長 畠山文亮 師
私はリーダー僧として努めて小学生に「ありがとう」を発生させるように心がけた。何度も発生する中で、小学生の心の内に本当の「ありがとう」が芽生えていれば幸いに思う。
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 3班 「ガッツだぜ」チーム 班長 殿城太寛 師
班のリーダーは今回で3回目だと思いますが、毎回、子供たちの澄んだ目と一生懸命さに心が洗われます。来年も充実した禅の集いにできたらと思います。
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 4班 「お寺」チーム 班長 伊藤雄太 師
皆が支え合いながら、無事に円成出来た事に感謝し、来年以降、少しでも多くの子供達の笑顔に元気をもらいながら勤めさせていただければと思います。
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 5班 「スマイル」チーム 班長 大山文隆 師
子供は無邪気ながら一生懸命に考え、悩み、そしていろいろ実行しようとしている気がしました。来年も是非参加させていただき、新しい子供たちとの出会いを楽しみにしています。
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 6班 「海と太陽とチューリップ」チーム 班長 鎌田貞隆 師
少年少女たちの無邪気な笑顔にふれることが出来て、心が洗われるような気がいたしました。共に二日間同じ時間をすごすことができたこと感謝いたします。
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「大変だよ!疲れるよ!」今回初参加の私が班を任せられることになってまず言われた一言だった。始まる前日から経験者にいろいろ聞かされて不安になって、「どうしよう!!!」と頭をかかえてしまった。 当日八月二十七日曇り、午前九時に館山竜渕寺に続々と子供たちがやってきた。50余名の子供たちは受付を済ませると早速班に分かれ、私が担当になった5班の九人がそろった。慌てた私は自己紹介を忘れていきなりチームの名前を決める作業に移った。チームネームを決めることがいきなりの難関だった。男子4人の「ラーメン」チームに対し、女子は「スマイル」チームとはっきり分かれた。結局、ジャンケンで決めることにして見事 スマイル チームが誕生した。スマイル チームには2,3回参加した経験者もいたが、もちろん初参加の子供もいてほとんどが初顔あわせ。それが、この名前作りを通していつの間にか皆仲良くなっていたことが不思議である。 その日はとても忙しく、一緒に竹細工でコップや貯金箱を作ったり、移動した大房岬少年自然の家では夕飯を頂いて、プラネタリウムで天体を観察したり、「灯し火の集い」では幻想的なキャンドルの光でお誓いを立てたりしているうちに時間があっと言う間に過ぎていった。入浴後消灯、その夜子供たちは中々寝付けない様子だったが私は緊張と疲れも重なりぐっすり眠れた。 次の日は起床、洗面後、体育館で坐禅をした。硬い床の上で皆姿勢を正し、息を整え一生懸命に座った。坐禅が終わって、部屋の掃除、朝食、貝細工作りと日程が続いた。貝細工を作り終えて乾かす間、海岸まで歩いて行き、子供たちは自由に飛び回って遊んだ。「どうしてそんなに元気なんだろう?」と思いながら一緒に遊んでいた自分に一番驚かされた。昼食が終わって感想文を書く時間になり、皆の真剣な様子やそのまなざしが印象的だった。最後の閉会式で子供たちも一緒に般若心経を唱えた。皆の声がそろっていてとてもよかった。 この度参加させていただきまして大変楽しかったです。確かに疲れましたが、それ以上に子供と遊びながら貴重な体験をさせていただいた気がします。子供は無邪気ながら一生懸命に考え、悩み、そしていろいろ実行しようとしている気がしました。来年も是非参加させていただき今回出会ったスマイル チームの子供たちの成長ぶりや、また新しい子供たちとの出会いを楽しみにしています。分散会でスマイル チームが発表したようにたぶん私も「みんなと仲良くできました。」そして、青教連の皆さんお疲れ様でした。
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5班 「スマイル」チーム班長 富津市 海龍寺住職 大山文隆 合掌 |